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方言と文化 2026年5月20日(水)

名詞のイントネーションが私にとっては難しい。例えば、虹と2時、橋と箸と端、カレーとカレイなど。私が初めて神奈川に住みだして勤めた会社で、なぜかカマキリの話になった。そのとき、初めて標準語のカマキリのイントネーションを聞いて、思わず笑ってしまった。間違ったイントネーションは私の方なのに、あんまりに違いすぎて面白かった。

私は「ものをなおす」とか、「リュックをからう」とか、よく言ってしまう。「何も壊れてないよ」とか、「からかうって何?」とか全然違う返答がくるので、「なおすは元の位置に戻すこと」「からかうじゃなくてからう、背負うってこと」と説明する。そして、自分はやはり故郷の言葉を使うのだなと改めて感じる。

「ラーフル」を鹿児島弁だと知ったとき、小学生の私たちは恥ずかしいと感じたのか、誰も使わなくなり、普通に「黒板消し」と言うようになった。でも、方言も文化でその文化が消えてしまうかもしれないことが、少し寂しい気がする。それは過疎化により、通っていた中学校が取り壊された切なさに似ている。

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